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 ビーバーは生まれながらにして天才建築家としての気質を持っている。住みやすいように周囲の環境を作り替えることができるヒト以外の唯一の動物なのだ。

 だもんだから、森の中じゃなくてもその気質は発揮されがちだ。野生動物保護施設に保護されたビーバーの子は、仲間のビーバーが外出中の間、リハビリ室の入り口に木の切れ端を運び、ダムの建造をし始めたのだ。

 もしかして、仲間が戻ってくるのを阻止しようとしてる?とっとと、せっせと、木の枝を入り口に積み始めているぞ。

【画像】 保護施設にダムを建造しはじめるビーバー

Baby Beaver Building A Dam

 アメリカマサチューセッツ州で負傷したり孤立した野生生物を救済し、リハビリをして自然に帰す活動を行っている「Newhouse Wildlife Rescue」で、生後5 か月のメスのビーバー、ニビが保護された。

 もう1匹、保護されているビーバーのジービーが、外のプールで泳いでいるのを楽しんでいる間、ニビは1時間、リハビリルームを独占することができた。

 その間、ニビはせっせとダムの建造を始めた。

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 建造現場は、リハビリ室の入り口である。もしや仲間のジービーが戻ってこられないようにするための結界か?

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 ニビはとても楽しそうに木の切れ端を口にくわえて運び、意気揚々と入り口に積み重ねていく。とても楽しそうだ。

 ビーバーは持って生まれた本能で、誰に教わることなく上手にダムを作ることができるのだ。ニビはまだ5か月だけど、既に天才建築家としての片りんを垣間見せてくれた。

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 天才建築家ビーバーは森に大きな恩恵をもたらしてくれる。野生動物たちが住みやすい環境を作ってくれるのだ。

 ビーバーが作ったダムや巣は、多くの種に避難場所や食料を提供しており、植物の生物多様性をも増加させてくれているのだ。

 ということで、ニビもこの施設でダムづくりの技術を向上させているようだし、自然に戻ったら、本領を発揮できるね。

written by parumo

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職人気質のビーバー、動物保護施設の入り口にダムを作り始めてしまう


(出典 news.nicovideo.jp)


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