池袋暴走事故


東京・池袋で2019年4月、乗用車が暴走し、松永真菜さんと長女・莉子ちゃんが死亡した事故をめぐり、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)の罪で起訴された男性(90)に対して、検察側は「ブレーキアクセルを踏み間違えた過失は基本的な操作の誤りだ」として、禁錮7年を求刑した。

しかし、ネット上では、この求刑について「軽い」という声があがっている。どう考えるべきか、刑事事件にくわしい神尾尊礼弁護士に聞いた。

感情論と法律論を分けて考える

――求刑について「軽い」という声があがっている。

まず、感情論と法律論を分けて考える必要があります。

痛ましい事故・事件が起きた際、厳罰を求める気持ちがあるのはわかります。私も、人として思うところがあります。

ただ、刑事裁判は、その審理対象は基本的に検察官が定めたものになります。また、刑罰は改正したとしても、さかのぼって適用できないのが原則です。

したがって、検察官が審理対象としたものについて、事件当時の法律に従って判断したとき、検察官の求刑をどう評価するかを中心に法律家として述べたいと思います。

なお、より重い刑罰が科される可能性のある危険運転致死傷罪を適用すべきとの意見もありますが、一義的には検察官が決めることであり、そもそも審理対象という土俵にあがっていない以上、検察官の求めた過失運転致死傷罪に絞って検討したいと思います。

法定刑としては二番目に重い「禁錮7年」

――過失運転致死傷罪の刑罰はどのように定められているのか?

自動車運転処罰法5条には、過失運転致死傷の罪が定められています。

自動車の運転上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、7年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金に処する。ただし、その傷害が軽いときは、情状により、その刑を免除することができる>

懲役とは、刑務所に入れたうえで、刑務作業をおこなわせることです(刑法12条2項)。

禁錮とは、作業をおこなわせず、ただ刑務所に入れることです(刑法13条2項)。

作業の強制がない分、懲役のほうが禁錮より重い刑罰とされています(刑法10条1項、9条)。なお、禁錮の場合でも、刑務作業を望むことができますが、複雑になるので、今回は割愛します。

以上をまとめると、過失運転致死傷罪の法定刑で一番重いのは、「懲役7年」で、その次に「禁錮7年」ということになります。

なお、懲役と禁錮は、主に動機によって使い分けがされていると言われています。

政治犯と過失犯が禁錮、それ以外が懲役というのが、ざっくりとした分け方です。今回の事件も、過失犯ですので、禁錮を求刑したのだろうと思います。

法定刑や統計からみると「重い」といえる

――求刑は「重い」ということか?

刑法には、併合罪や累犯といった、法定刑を超えることが許されるケースが定められています(刑法47条、57条)。

今回事件について、詳しい事情を知りませんが、こうした加重事由がないのであれば、「7年」というのは法律で定められた最長ということになります。

刑の種類からみると懲役7年よりは軽いとみられますが、前記のとおり、過失犯には禁錮を求刑するのが通例であるとすると、今回の「禁錮7年」は、ほぼ最大限に重い求刑であるといえます。

令和2年版犯罪白書(http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/67/nfm/images/full/h4-1-3-4.jpg)によると、過失運転致死罪1252件のうち、5年以上7年以下が2件、3年以上5年以下が4件です。

一番多いのが、1年以上2年以下で執行猶予が付く708件、次に2年以上3年以下で執行猶予が付く314件となります。全体では実刑が約60件、執行猶予が約1200件となります。

このように、5年以上でみても2件しかないことから、求刑としては、かなり重いものであったと予想できます。もちろん、証拠から重くする事情があったのかもしれません。

証拠を見てはいませんが、少なくとも、上記の法定刑や統計を手掛かりに求刑だけみると「重い」と評価することができます。

検察庁は実刑を獲得しにきている

――執行猶予が付くのか?

そもそも有罪かどうか決まっていないのに、有罪を前提にしたうえで、執行猶予が付くかどうかなど、現時点では判断しようがありません。

統計的には、仮に有罪になっても執行猶予が付く場合があるとは思いますが、証拠もみていないので、軽々しく答えることはできません。少なくともいえるのは、「検察庁は実刑を獲得しにきている」ということです。

冒頭に触れた通り、痛ましい事件であることには変わりありません。

厳罰に処すことで、1つの事件のゴールとはなるでしょうが、どれだけ重く処罰しても次の事故を防ぐことはできません。ハンドルを握る以上いつ誰が過失犯となるかわからないからです。

また、自動車事故における過失犯(そして危険運転致死傷罪)が、法体系全体からみて、かなり歪みのある制度であるという指摘もあります。高齢者の自動車免許のあり方など、刑罰以外のアプローチも検討できるのではないかと考えます。

【取材協力弁護士
神尾 尊礼(かみお・たかひろ弁護士
東京大学法学部法科大学院卒。2007年弁護士登録。埼玉弁護士会。刑事事件から家事事件、一般民事事件や企業法務まで幅広く担当し、「何かあったら何でもとりあえず相談できる」弁護士を目指している。
事務所名:弁護士法人ルミナス法律事務所
事務所URLhttps://www.sainomachi-lo.com

池袋暴走事故、禁錮7年の求刑は「軽い」のか?


(出典 news.nicovideo.jp)

とにかく 7年でもいいから刑務所にぶっこめ!!
でないと、国民感情が許さない!

<このニュースへのネットの反応>

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【池袋暴走事故】 公判結審 父親の上原義教さん、意見陳述全文

何も、言葉もありません。

NO.9668647 2021/07/17 15:23
池袋暴走事故 公判結審 父親の上原義教さん、意見陳述全文
池袋暴走事故 公判結審 父親の上原義教さん、意見陳述全文
東京・池袋で平成31年4月、乗用車が暴走し、松永真菜さん=当時(31)=と長女、莉子ちゃん=同(3)=が死亡した事故の15日の東京地裁の公判で、真菜さんの父、上原義教さん(63)が行った意見陳述は次の通り(文面は原文通り)。

1、はじめに

私は松永真菜の父です。真菜は5人きょうだいの三女として、昭和62年9月13日に沖縄県那覇市で生まれました。長女は真菜より6歳上、二女は3歳上、四女は2歳下、末っ子の長男は9歳下で、私と妻と合わせて7人家族、莉子は私にとって3人目の孫です。二女と妻を病気で亡くしましたが、娘たちは結婚し、孫たちが生まれ、お互い支え合ってこれまで生きてきました。大事な二人をまさか事故で失うとは思っていませんでした。真菜や莉子がどんな人だったか、私にとってどれほど大事な存在だったか、突然いなくなってどんなに辛いか、気持ちを述べたいと思います。

2、私自身のこと

私自身は家庭環境に恵まれず、家族の愛情を知らず、辛い少年時代を過ごしました。しかし、18歳の時に妻と出会い、優しくて可愛らしい人柄にひかれて結婚し、常に、自分の家族が最優先、絶対に温かい家族にしようと考え、生きてきました。妻には婦人科系の病気があったので、子供は出来ないと思っていたのに、5人もの子供に恵まれました。7人家族、裕福ではありませんでしたが、みんなで助け合って賑やかに、笑顔の絶えない家庭でした。私は仕事を終えて家に帰るのがとても楽しみで、家族と過ごす時間を楽しみに毎日を過ごしてきました。この家庭を守るために、自分の全てをかけて生き..
【日時】2021年07月15日 21:50
【ソース】産経新聞
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【池袋暴走事故】 飯塚被告に禁錮7年を求刑 東京地検

顔見るだけで、むかつくわー(>_<)

どんな量刑判決が出ても イイズカが土下座しようが

悲しすぎる 辛すぎる

NO.9663827 2021/07/15 16:28
池袋暴走事故 飯塚被告に禁錮7年を求刑 東京地検
池袋暴走事故 飯塚被告に禁錮7年を求刑 東京地検
東京・池袋で2019年4月、近くの主婦、松永真菜さん(当時31歳)と長女莉子ちゃん(同3歳)が乗用車にはねられ死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(90)に対し、東京地検は15日、東京地裁(下津健司裁判長)の公判で、禁錮7年を求刑した。

起訴状などによると、飯塚被告は19年4月19日、東京都豊島区の道路を時速60キロで走行中、車線変更の際にブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを踏み続け、時速96キロで交差点に進入。自転車で青信号の横断歩道を渡っていた松永さん母子をはねて死亡させ、通行人ら9人を負傷させたとされる。

飯塚被告は「ペダルは踏み間違えていない。私の過失はない」などと無罪を訴え、車の不具合が原因だったと主張している。

【日時】2021年07月15日 16:17
【ソース】毎日新聞
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【池袋暴走事故】 トヨタは「車両に問題はなかった」とコメントの反論材料になった「EDR」とは?

だからといって あの爺さん、最後まで認めんだろうな(>_<)

NO.9644986 2021/07/08 13:14
池袋暴走事故 トヨタの反論材料になった記録装置「EDR」で何が分かるのか
池袋暴走事故 トヨタの反論材料になった記録装置「EDR」で何が分かるのか
 2019年4月19日に起きた池袋暴走死傷事故。事故を起こした旧通産省工業技術院元院長の飯塚幸三被告(過失運転致死の罪で公判中)はこれまで、「車(トヨタのプリウス)に異常があった」と一貫して無罪を主張してきたが、トヨタは「車両に問題はなかった」とする異例のコメントを出した。いったいなぜ、そこまで反論できたのか。モータージャーナリストの鈴木ケンイチ氏が、カギを握る“記録装置”について分かりやすく解説する。

 * * *

 2019年に発生した東京・池袋でのプリウス暴走事故について、先般トヨタ自動車から「車両に異常や技術的な問題は認められなかった」というコメントが出たことが話題となりました。事故を起こした被告による「車両側に問題があった」という主張に対するトヨタの反論でした。

 ◆EDRに何が記録されるのか

 なぜ、そんな反論をトヨタができるのでしょうか。それは、トヨタのプリウスにEDR(イベント・データ・レコーダー)という機能が備えられていたからです。

 EDRとは何か。それは交通事故などで、クルマに大きな衝撃が加わったとき、その瞬間のクルマの状態を記録するという機能です。

 具体的に言えば、エアバッグが作動するような衝撃を受けると、その瞬間のアクセルやブレーキの操作状況、エンジンの回転数、車速、ギヤポジションなどが記録されます。電源が失われても記録は消去されません。

 つまり、EDR機能のあるクルマが交通事故に遭えば、その後、クルマのコンピューターを調べると、運転手の操作状況などがすぐに判明してしまうのです。

【日時】2021年07月04日 07:00
【ソース】NEWSポストセブン

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遺族「加害者を心から軽蔑します」~池袋暴走事故

私が遺族だったら、この程度の言葉じゃ済まない。

NO.9585566 2021/06/22 18:56
遺族「加害者を心から軽蔑します」~池袋暴走事故
遺族「加害者を心から軽蔑します」~池袋暴走事故
ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(6月22日放送)にジャーナリストの有本香が出演。6月21日に東京地裁で公判のあった池袋暴走事故裁判について解説した。

■池袋暴走事故裁判~飯塚被告に対し遺族が直接質問
東京・池袋で2019年4月、母子2人が死亡、9人が重軽症を負った乗用車暴走事故で、自動車運転処罰法違反の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長・飯塚幸三被告の公判が6月21日に東京地裁であり、被害者遺族による被告人質問が行われた。以下は、妻と娘を亡くした松永拓也さんが公判後に開いた会見の模様。

松永拓也さん)私は加害者を心から軽蔑します。これだけの証拠を突きつけられても、そして私から直接質問を受けても、やはり自分は悪くないのだと、変えることができない。人として信じられない人だなと。
飯塚被告は「遺族の怒りは十分理解している」と述べながらも、「過失はなかった」と繰り返した。

■トヨタ自動車「調査協力の結果、車両に異常や技術的な問題は認められなかった」
飯田)被害者参加制度を利用し、審理に参加している遺族による被告人質問が行われたということです。

有本)飯塚被告は一貫して無罪を主張しているとのことですが、証拠的にはブレーキを踏んでいないという状況ですよね?

飯田)飯塚被告が運転していたプリウスですが、生産していたトヨタ自動車も……。

有本)21日にコメントを出しましたよね。

飯田)裁判のなかで本件の車両に技術的な欠陥があると主張されていますが、と。

有本)これは最初から主張していますよね。

飯田)「当局要請に基づく調査協力の結果、車両..
【日時】2021年06月22日 11:30
【ソース】ニッポン放送

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